豊かな森に育つビルベリー
ビルベリーは、主に北欧、スカンジナビア半島を中心に東ヨーロッパに自生してる果実で、高さ10~30㎝ほどの低木の茎に実ります。
「ブルーベリーの野生種」と紹介されることが多いのですが、ビルベリーとブルーベリーは別の分類の植物です。
実の付け方は、ブルーベリーが房を作るのに対して、ビルベリーは単一か一対。
収穫時期は7月下旬から9月上旬で、主に熊手を使って実を収穫します。
日本で「ビルベリー」として売られている苗木は多くがアメリカ産の野生種ワイルドブルーベリーで、本物のビルベリー苗はほとんど販売されていないと言われています。
ビルベリーを育てるのはとても難しく、稀にしか栽培されていません。
ビルベリーの深い味わい
ブルーベリー比べるとビルベリーの実はやや小ぶりで、味は甘みが少なく爽やかな酸味が特徴。
皮が柔らかく実が潰れやすいためジャムやジュースなどに加工されます。
様々な料理やリキュールのベース、デザートの色や風味づけにも使われます。
ビルベリーのアントシアニンの含有量は高く評価されており、他のポリフェノール成分も豊富です。
ビルベリーの豊富なアントシアニン
ブルーベリーの果肉は薄い黄緑色ですが、白夜の太陽を浴びるビルベリーは、長い日照時間によってアントシアニンの生成が促され、実の中心まで真っ赤。
ビルベリーのアントシアニンの含有量は、ブルーベリーの3~5倍になり、ヨーロッパでは医薬品として認めれらています。
アントシアニンの効果
■眼精疲労の軽減
スマホやPCの使用時間の増加で問題になっている眼精疲労。
通常目を使うと網膜にある「ロドプシン」が分解され、その後再合成されますが、目を酷使するとロドプシンの再合成が追いつかず、見えにくくなる・疲れるなどの症状が出てきます。
ビルベリーに含まれるアントシアニンはこの「ロドプシン」の再合成を助ける働きがあると言われ、ドライアイの改善や白内障の予防への効果も期待されています。
■血流の改善
ビタミンPに似た働きがあり、血液の流れを良くすることで循環機能の改善に役立つと言われ、冷え性や肩こりの軽減があるとされています。
■高血圧予防
強い抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素の除去に効果があるアントシアニン。動脈硬化や高血圧の予防にも。
■アンチエイジング
血流の改善は肌のコラーゲンの強化にも関連し、美容面での効果も注目されています。
視力の改善以外にも様々な効果が期待されるビルベリーは、健康食品として幅広く利用されています。
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